京浜急行線青物横丁駅より、徒歩約2分。品川エトワール女子高等学校様(以下、同校)の授業参観に参加しました。
普通科の中に、キャリアデザインコース・国際コース・マルチメディア表現コース・ネイチャースタディーコースがあり、それぞれ特色のある授業を展開している。
国際コースでは、ネイティブの教員を副担任とし英語学習を中心に異文化理解や中国語を学習し、マルチメディア表現コースでは、実際にパソコンを使って作品を作り上げる授業を行っており、コンテストにも多数入賞している。
また、校舎が華やかなためドラマの撮影などによく使用されている。
同校には、2018年にウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」(以下、ワイード)と、映写対応ホワイトボードをセットで15教室。2019年には、同セットを8教室導入済み。
全教室にワイードと映写対応ホワイトボードが整備されています。
授業を拝見して、まず驚いたのがワイードの使用率です。
授業が行われていた全23教室を見て回った所、体感で半分以上のクラスでワイードが使用されていました。
以下、ワイードを活用した授業をいくつかご紹介いたします。
2学年 現代社会「日本の政治体制−行政−」
ワイードの投影サイズを4:3に設定して、映像をあえて小さく表示。デジタルスライド機能で、向かって左に映像を配置し、映像右の板書スペースを広く確保するスタイルです。
写真の上に直接書き込み、実際の人物とリンクさせることで、より興味を引きやすい授業をされていました。
2学年 生物基礎「体液の調整」
ワイードの最大投影サイズを16:6に設定し、数ページを一つのファイルにまとめたPDFを上下にスクロールして見せながら授業を展開していました。
これまでは大きな模造紙に印刷して磁石で貼って見せていたような図をパッと表示できるのが授業でプロジェクターを使う利点だと思います。
図中のもともと説明書きがあったと思われる場所に、四角の図形を上乗せして穴抜け問題にしています。
生徒には、提示資料と同内容のプリントを配布し、先生が説明しながら四角に名称を書き込み、生徒が同様に自身のプリントを埋めていくという授業をされていました。
表示したネフロンの構造図には、流れの方向がマーカーで書き込まれています。模造紙に印刷した場合、それを毎回作り直す覚悟がない限りマジックでこのように書き込みはできません。
3学年 コミュニケーション英語Ⅲ「実用英語技能検定準1級 長文指導」
ワイードのフル投影サイズ16:6で英語の長文を表示し、その上にマーカーで書き込みながら説明を行います。
提示している英語の長文ですが、一見、Microsoft Word等で制作したデータかと思いきや、紙媒体を写真撮影したものを提示していることに気付きました。
教科書や教材を撮影して大きく見せるという、もっとも簡単でシンプルな使い方ですが、教材作成の手間が最小限に済む、とてもコストパフォーマンスの良い活用方法だと感じました。
ICT環境整備が進んでいる同校。
ある授業では、ノートPCとiPadを併用して作業をしている生徒の姿も見受けられ、同校の教育方針にある、「変化の激しいグローバル情報社会に対応できる人材の育成」が実現されていることが見て取れました。
※文中の教材作成の方法は筆者のイメージです。実際の作成方法と異なる場合があります。ご了承ください。
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製品詳細 | 名称:ウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」 ・機能と特徴ページ ・地域別の導入実績ページ |
カタログ・資料 | 全国の小中学校・高等学校を中心に約10,000台導入。黒板いっぱいに映せるウルトラワイドなプロジェクター「ワイード」のカタログやお役立ち資料はこちら カタログ・資料ダウンロード |
お問い合わせ | デモの際は、プロジェクター実機を持って学校へ伺います。「実際の映りを確認したい」「機種選定に携わる複数人で確認したい」という方は、ぜひお気軽にお申し込みください。 ・ワイードのデモお申込み、見積依頼はこちら ・ご利用ユーザー様向けのお問い合わせフォームなど、その他の窓口はこちら |
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