【ディスプレイ(ボード)型電子黒板、プロジェクター】
大型提示装置の設置方法のご提案
大型提示装置の導入には、教室の構造や使用方法を十分に考慮し、先生と児童生徒の視線を一致させることが重要です。
教室にICT機器が増えている昨今では、先生がどこを見ながら授業を進めれば良いのか迷ってしまう、児童生徒が授業中どこを見たら良いのか迷ってしまうという課題が少なくありません。
また、withコロナ時代においては遠隔(オンライン)授業などの機会は増加しています。大型提示装置を含めたICT機器の配置方法は、授業中の先生の「動線」設計の上でも重要になってきています。
100年にわたり黒板を製造販売してきた当社では、“黒板”という先生と生徒の視線が集まりやすい場所を最大限活用できる大型提示装置の設置場所をご提案しています。黒板と大型提示装置(ディスプレイ(ボード)型電子黒板、プロジェクター)をシームレスに使いこなすことで、児童生徒の視線の集中や授業の流れを途切れさせることのない、より効果的な授業を実現するお手伝いをいたします。
チャートでわかる!
大型提示装置の最適な設置方法
ディスプレイ(ボード)型電子黒板スライド式
黒板の上下にスライドレールを取付、テレビやボードが左右にスライドします。電子黒板の位置が自由に変更できることで、先生の立ち位置が制限されることがありません。
プロジェクタースライド式
黒板の上部にスライドレールを取付、プロジェクターが左右にスライドすることで、教科に合わせて最適な位置でプロジェクターを使用できます。板書と映像の両立を効果的に行えます。
プロジェクター黒板固定式
プロジェクターをUD黒板の機構に取付、プロジェクターと黒板が一緒に上下します。黒板を動かしてもプロジェクターの投影位置がずれることがないので、使用中に高さを変えることも可能です。
キャスター付で教室間の移動をしたい場合
スタンド式
プロジェクターとボードを一体型にした専用スタンド。遠隔(オンライン)での授業などで教室レイアウトを変える時にも使いやすいです。1台の電子黒板を複数教室で使い回す場合におすすめです。
大型提示装置の設置方法に関する
よくある質問
ディスプレイ(テレビ)やプロジェクターをスライドする時には力が必要ですか?
スライドレールにはローラーが取り付けられているので、女性の先生でも少ない力でスムーズに左右に移動させることができます。またディスプレイ(ボード)型電子黒板のスライド式では、オプションでスライド機構をロックすることができ、いたずら防止や安全性も確保しています。
板書との併用はできますか?
大型提示装置を好きな位置へスライドさせることで、黒板のスペースが生まれ板書に使うことができます。
また、大型提示装置のスライド範囲は、黒板の幅に留まりません。黒板の外側に移動することもできるので、使わない場合は端に移動することで、従来通り黒板いっぱいに板書をすることも可能です。
大型提示装置から出るケーブルの処理はどうなりますか?
各種ケーブル(電源、HDIM、USB、オーディオ など)は、配線キャリーシステムに収納されています。ケーブルが絡まったり、床に垂れ下がったりする心配がありません。フットスペースがすっきりするため、安全性と美観に優れています。
プロジェクターを使用する前には都度調整が必要ですか?
一度プロジェクターのセッティングを行えば、プロジェクターを左右に動かしても映像が歪んだり大きさが変わったりすることはありません。電源を入れるだけですぐにプロジェクターが使用できますので、準備時間の短縮にもなります。
スライド式等の大型提示装置の設置方法の最大のメリットは何ですか?
学校の授業は「電子黒板」だけでは成立せず、黒板と電子黒板(大型提示装置)をともに使うことが効果的であると考えます。サカワの提案する設置方法をご採用いただくことで、黒板と電子黒板(大型提示装置)をシームレス(切り替えなく)に使いこなしていただけることが最大のメリットです。
導入実績
北海道から沖縄まで、日本全国の学校に大型提示装置の設置を提案しています。これまで2000以上の教室に導入いただいています。
導入製品 | テレビ型スライド式(TVS-P70) |
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黒板種別 | UD黒板(W3600) |
設置校 | 栃木県内公立学校 |
POINT
教壇付近のフットスペースが広く、とてもすっきりした印象です。スライドレールを黒板の外側まで伸ばしており、電子黒板を使用しない時は端に寄せることで、黒板いっぱいに板書をすることもできます。
導入製品 | プロジェクタースライド式(WSTPJ-EP6-70) |
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黒板種別 | 平面ホワイトボード(W4500) |
設置校 | 千葉県内私立学校 |
POINT
プロジェクターの投影位置が自由に変えることができ、教科ごとに板書と投影を最適化。プロジェクターの調整を都度行う必要がないので、チャイムと同時に授業を始められます。
導入製品 | ボードスライド式(WSTPJ-EP6-70) |
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黒板種別 | 平面黒板(W5400) |
設置校 | 福島県内公立学校 |
POINT
ホワイトボードとプロジェクターの一体型なので、プロジェクターの調整を都度行う必要はありません。黒板と電子黒板をスムーズに切り替えながら授業ができます。
カタログ
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電子黒板取付カタログ
電子黒板全般の取付方法(ボードスライド式・TVスライド式・PJスライド式・PJ固定式)についてのカタログです。