【ブログ1年達成】最も読まれた記事Top3を振り返ります。

創業百年黒板屋四代目の奮闘記 #10

こんにちは。円安が予想以上に進み、国内の物価もどんどん上がりますね。輸入が多い日本では、原価高騰により企業が値上げをせざるを得ず、消費する側の負担も提供側の負担も増えています。こんな時こそ、世界で勝負できるサービスや企業をもっと育てていかないといけないですね。私たちサカワも世界に打って出るような製品を開発し、ワールドワイドに展開できる企業を目指していきたいと思っています。私自身も英語圏でいつかコミュニケーションができるようにビジネスイングリッシュを学ぼうと画策しています。

さて、今月で2021年7月1日に初記事を投稿してから、1年が経ちました。
会社側からはなかなか発信できない内容を自分の言葉にして書いていくことを1年通してやっていきましたが、このブログを続けていることに最近は一定の価値を見出せるようになりました。
例えば、会う方に「あのブログ読みましたよ」「社内でシェアしました」などと言っていただけたり、まったく今まで関連性のない異業種の方にも見てもらえたりと、サカワのことを新たに知ってもらきっかけにもなっているようです。また、新しく会社に入ってくるメンバーや面接をする方も目を通してくれているケースも増えました。
何より自分が日々経営をしていく中でやってきた施策や考えを言葉にするということ自体が、非常に重要なことだと気づきました。“書く”という行為が、思考の整理をしていくことになるので、次はもっとこうしようと新しいアイデアが生まれるきっかけにもなりますし、自身の大切にしている正義をブラッシュアップすることにも繋がっています。

今回はせっかくの節目なのでタイトルにある通り、今までに書いた記事のうち、どの記事がよく見てもらえているかということを振り返ってみたいと思います。見ていただいた方が多い=読んでいて価値がある、ということになると思いますので、私が発信する内容のどこに価値を見出してくれる人がいるのかということと自分自身の勉強と考察の為に、TOP3を調べてみました。

第3位:展示会への出展は本当にメリットがあるのか。ノウハウを公開 

展示会への出展は本当にメリットがあるのか。ノウハウを公開
EDIXの運営からも注目された「展示会ノウハウ」を見る

こちらの記事は今までサカワが10年以上に亘って経験してきた展示会出展のノウハウをまとめた記事です。サカワの展示ブースは大手の会社さんに比べて予算を掛けていないにも関らず、目に付く展示で効果的に集客出来ていると思いましたので、経験を独り占めせずに、思い切って書いてみたのですが、反響があり良かったです。
展示会主催者側の方からも記事についてご評価いただき、社内でシェア頂いたそうです。
すぐに使えるノウハウ系はやはり興味を持って頂く方が多いのだなと分かりました。まだまだあるのでこういう役立つ記事を今後増やしていきたいなと思います。

第2位:【初投稿】経営計画発表会は青春に似ている。

経営計画発表会は青春に似ている。
青春に似ていると噂の「経営計画発表会」はこちら

記念すべき初投稿記事が2位にランクインしました。
始めた当初はSNSでの発信も十分ではなく記事へのいいね数は少なかったので、意外な結果でした。
確かに直接この記事の感想を伝えてくれる方が何人もいて、普段オープンにしない内部のイベントなので興味を持ってくれやすかったのと、弊社のような小さな会社でもこういうことやっているんだなと見てくださったのかもしれないです。
内容としては経営計画発表会という弊社が半年に1度行っているイベントについて言及したもので、実際に経営計画発表会で社内向けに作った資料(半期の振り返り、重点方針など)を一部公開したことと併せてコロナに世間が対応できていない状況下でどのようにリモートを使って遠隔でイベントをやっているのか、という部分でも興味を持ってくださった方が多かったのかなという印象です。「経営計画発表会」というキーワードで流入もあるので、サカワを知らない方もキーワード検索で見ていただいたようです。経営計画発表会は私も始めて3年しかまだ立っていませんが、少しでも参考になってくだされば幸いです。

第1位:価格競争に巻き込まれない3つのポイント

価格競争に巻き込まれない3つのポイント
「流行りに飛びつかない」などのポイントを着実に抑えてみましょう!

1位はこちらの価格競争について書いた記事でした。
「極度の安売りはだれも得をしない」という考えをベースに、弊社でも常に高価格・高付加価値を意識しながら事業を展開してきましたが、一定の成果が出始めているため、主に中小企業ではあれば業種に関係なく当てはまることを3つのポイントとしてまとめました。
・付加価値を付け、市場より高い価格帯で勝負をする
・大きなシェアを狙わない
・流行りに飛びつかず、社会問題と思いをきっかけに事業をスタートさせる
こちらも「価格競争」のワード検索で入ってきていただいている方が多いようなので、興味を持ってもらえるようなキーワードをタイトルに入ると閲覧してもらうことが増えるのだなと勉強になりました。
ひと昔前にと比べて、今は得た知識や考えをシェアしたほうが良い時代なので、ノウハウは隠したりせずこうして公開することで共感してもらったり、会社への信頼を増やしてもらうきっかけになっているのだろうと感じています。

今回ブログという形になりましたが、自分の考えを発信していくことを1年通して模索した結果、学んだことがあります。
それはこうして文章に残る発信ではなくても、日々の悩みや考えなどは社内外問わず、できる限りシェアして自分のことを周りに理解してもらうことの重要性、それと同時に自分の能力を過信せず、今の経験不足や知識不足を理解していくことが大切ということです。ほかの人の意見やアイデアを広く聞き、最前線の情報や周りとの考えの“ズレ”を少なくしていく、という姿勢が経営者として最も必要な能力だということを学びました。過去の成功体験にだけにすがったり、意固地になって聞く耳を持たないという姿は自身も会社も崩壊させてしまうはずです。
日々経営上の問題に対応しているとついつい判断がブレてしまったり、優先順位を間違ってしまうことが起きてしまいます。そんなときに、私はブログを書くことで大切にしていることを思い出したり、振り返るきっかけになったり、さらには会社のことを知ってもらうことに繋がったりしますので、これからもできる限り発信を続けていこうと思います!これからもご支援ご鞭撻をよろしくお願いします!
以上、今回は振り返りの記事でした。(SNSのフォロー宜しければお願いします!!)

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この記事を書いたひと

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坂和 寿忠

株式会社サカワ4代目社長の坂和寿忠(トシタダ)です。愛媛県出身、1986年生まれ。大正時代に黒板製造業でスタートした弊社は創業100年を超え、教育分野という土俵はそのままに、今ではアプリを制作し、学校用プロジェクター「ワイード」を全国展開しています(今もグングン導入台数増加中)。 “日本一面白い黒板屋さんになる“ために面白いアイデアや仲間をいつも探しています。「こんな物を一緒に作れないですか?」「こういうこと出来ないですか?」なんていう面白いお話があればいつでも大歓迎です!FacebookやTwitterからメッセージお待ちしております。では、また! 「黒板屋四代目への直接相談フォーム」はこちら

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