導入先:きど歯科 様
導入製品:ウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」
映写対応ホワイトボード
導入時期:2023年
愛知県安城市の「きど歯科」様は、患者さまの健康を第一に考え、通院しやすい環境づくりに力を入れ、心を込めたおもてなしを提供する歯科医院です。またスタッフの育成にも力を入れており、月1〜2回社内研修を行なっています。院全体で歯科の知識と技術を向上させ、よりよい治療の提供を目指されています。
今回は歯科医院ならではのワイードの活用方法について、木戸院長にお話を伺いました。
ワイードを知ったきっかけを教えてください
デジタルサイネージで利用していた販売店さんからの紹介で「ワイード」を知りました。以前から、ホワイトボードに投影された画面にタッチして操作できる・書けるプロジェクターがあったらいいなと思っていたので、興味があり訪問デモを依頼しました。
実際にワイードを見た時に、ずっと継続して行なっている社内研修にぴったりなプロジェクターだと感じて、導入を決めました。
目次
待合室のポスターがスッキリ・コンパクトになりました
ーー患者様に対しては何を映されていますか?
Apple TVでiPadの画面をミラーリングし、待合室の壁に設置したホワイトボードに大きなサイズで投影しています。患者様向けの案内やニュース、治療方法のご提案などのデジタルポスターを1枚で大きく写したり複数並べて投影したりしています。
約120インチの大画面で投影可能なので、複数枚並べても文字が見えるのがいいですね。
今までは壁に紙のポスターをいっぱい貼っていたので、雑多な印象でしたが、ワイードを導入して待合室がスッキリしました。本体のサイズもコンパクトで、圧迫感がなくていいです。
ワイードはスタッフへの社内研修に役立てています
ーー社内研修に力を入れているとのことですが、その理由を教えて頂きたいです
治療をするのは歯科医師ですが、患者さまのケアはスタッフの皆さんがいなければ成り立ちません。そのためには福利厚生を充実させ働く環境を整備し、スタッフのやりがいと成長をサポートすることが重要だと考えています。そこではじめて目の前の患者さんに注力出来ると考えます。
ーー社内研修はどのようなことをするのでしょうか?
研修は2種類あります。外部の講師を招いて行う歯周病やメインテナンスを中心とした勉強会と、私が先生となって行う症例検討会です。
歯科医の世界は高度で専門的な知識を要するため、歯科医と同じとまでは難しいですが、スタッフ(歯科衛生士や助手の方)に対して、熱量を持って教えることは重要だと考えます。
今どういう処置をしているのかを把握できないと、スタッフが置いてけぼりになってしまいます。
スタッフも患者さんと向き合いたくて入社しているので、ワイードを活用しスタッフに分かりやすく伝える工夫をしています。
ーー社内研修でワイードを使ってみていかがでしたか?
今まではキャスター付きのホワイトボードと50インチのTVで行なっていました。ホワイトボードに書いた内容をスタッフ個人個人が手書きでメモしていました。資料もホワイトボードも小さかったので、見えづらかったと思います。
ワイードとホワイトボードを導入してからは、大きく映して電子ペンでも操作ができますし、映像の上からマーカーで補足を書き込むという使い方もできるので、流れを止めることなくスムーズに研修が行えています。
また、ホワイトボードに書き込んだ画面はスマホで撮影し、社内コミュニケーションツール(Slack)で共有するようにしています。院内で同じ資料をスムーズに共有できるので負担も減り、助かっています。
編集後記:
きど歯科様はチャレンジ精神に溢れ、患者様とスタッフを大切にする歯科医院だと感じました。ワイードは学校向けプロジェクターではありますが、企業様や医院様の研修でも役立てると確認出来ました。この度は導入事例取材へのご協力、誠にありがとうございました!