2017年9月、渋谷区教育委員会様(渋谷区立の小学校18校・中学校8校)の教員用全タブレット600台に、Kocri for Windows(ライセンス3年間分)を導入いただきました。
Kocriは、既存の黒板とスマートフォンを使って手軽にICTを使った授業をすることができるよう開発を始めた「ハイブリッド黒板アプリ」です。
iPhoneやiPadで使用できる「Kocri for iOS」は、2015年の発売以来、約18,000ダウンロードを突破し、多くの先生方にご利用いただいております。
そして、今年2017年3月に教育現場での需要が高いWindows版(Kocri for Windows)を発売いたしました。今回の渋谷区教育委員会様に導入いただいたのも、このWindows版となります。
渋谷区教育委員会様では小学校・中学校を対象に、ICT教育を授業や校外・家庭学習に関連付ける取組みがなされています。この取組みの中で、全児童・生徒・教員に1人1台タブレットが導入されました。情報技術が社会に浸透していく中、教育現場においても情報機器を活用した指導を推進されています。2020年(平成32年)より新学習指導要領が完全実施されますが、渋谷区は全国的な学習指導体制の変換期にあたり貴重なモデルとなっています。
図 渋谷区の掲げるモデルシステム「1人1台タブレット」
(資料 渋谷区教育委員会 渋谷区ICT教育システム「渋谷区モデル」導入について より抜粋)
Kocri for Windowsは、タブレットに適したユーザーインターフェースデザインを実装している他、電子黒板やプロジェクタなどのICT機器との連携を意識した機能を有しており、様々な場面で活用いただけるようになっています。先生方からご要望の多かった「ペン機能」(タブレットに手書きしたものを黒板に投影する機能)も特徴的です。
Kocriは、先生方の声・教育現場のニーズにお応えして開発を進めることをモットーとしております。
渋谷区様におかれましても、今回の区全体での活用取組が開始したことで、様々な活用事例のもと、機能改善のご要望等が出てくることと思っております。
それらのご要望に柔軟・迅速に対応し、これからのICT教育にとって「なくてはならない」製品へと育ててゆく所存です。
製品名:Kocri for Windows
対応OS:Windows7, 8, 8.1, 10
価格:オープン
製品サイト:http://kocri.com/