平素は、ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」をご愛顧賜り誠にありがとうございます。
「Kocri を使いたいけど、教室にApple TV がない!」という先生方に朗報です。
この度、Apple TV がなくても、プロジェクタとPCでKocri のシーンを投影することができる、「PCのブラウザで投影」機能を実装しました。
※本機能を利用するには、PC及び、Kocri を使用するiOS端末がインターネットに接続されている必要があります。
※本機能は、Kocri の機能の一部「シーンの投影」をPC経由で可能にするものであり、本機能がApple TV の完全な代わりとなるものではありません。Kocri のすべての機能を使用するにはApple TV が必要です。制限される機能については、本記事下部の「機能の仕様」をご覧ください。
それでは早速、Kocri をアップデートして実際にやってみましょう!
※Kocri を最新のものにアップデートしてから進めてください。
2016/12/9追記: 使うための手順がわかる動画を公開しました!
今回は、すでにKocriで作ってあるこちらのシーンを投影してみます。
プロジェクタとPCをいつも使っているように準備します。それぞれの機器はすでに教室にあるものをそのままご使用いただけます。
PCでブラウザ(インターネット)を開き、http://kocri.com にアクセスして、ページ上部にある「QRコード」を画面に表示しておきます。
Kocri から、投影したいシーンを選択して、「投影先」>「PCのブラウザで投影」を選択します。
カメラが起動するので、PCの画面に表示しておいたQRコードを読み取ります。
ブラウザの画面が自動的にシーンに切り替わります。
Apple TV がなくても無事、Kocri を黒板に投影することができました!
便利な使い方
ブラウザ上のシーンをクリックすると、自動的にフルスクリーンモードに切り替わり、画面いっぱいにシーンを投影できます。(フルスクリーンモードを解除したい時は、ESCキーを押してください)
※Internet Explorer では、シーンをクリックしても自動的にフルスクリーンモードに切り替わりません。メニューバーの「ツール」>「ファイル」>「全画面表示」または、「F11」キーを押して手動でフルスクリーンモードに切り替えてください。
シーンの中にあるオブジェクトは、ブラウザ上でマウスによって拡大・縮小や回転、移動ができます。(拡大・縮小や回転は、一度オブジェクトをクリックすることで写真のような掴むところが出現します。)
Kocri でオブジェクトを拡大・縮小や移動・回転させると、ブラウザのシーンのオブジェクトにリアルタイムで反映されます。
※ただし、ブラウザで行った操作はKocri には反映されません。
プロジェクタに電子黒板(インタラクティブ)機能が付いていれば、投影されたオブジェクトを電子ペンや指で移動できます。
「PCのブラウザで投影」機能の仕様
- 動画、PDFファイルのプレビューはできません
- シーンの切り替え操作はブラウザではできません。Kocri で行う必要があります
- オブジェクトの追加はブラウザではできません。Kocri で行う必要があります
- カメラ機能のリアルタイム投影はできません。カメラで撮った写真を投影するには、カメラで撮影して(「画面ロック」機能ではない)、「マイファイル」>「Kocriで撮った写真」から呼び出してください
- Apple TV での投影時と比べて、画像やガイドがややぼけて表示されます
「PCのブラウザで投影」機能は、「Kocri を使いたいけど、教室にApple TV が無い」といった、Kocri を運営していく上で先生方から多く寄せられた意見を参考にして実装されました。
学校の機器環境が原因で、一度はKocri の使用を諦めた先生も、このアップデートを機会に是非もう一度ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」をお試しください!
お問い合わせ窓口
機能についての不明点や、Kocri に関するお問い合わせはこちらまで